世界中でバッタ業界が盛んである。
アジア、南米、USAではコロナコロナと疫病騒ぎですが、
アフリカからは超大量のバッタ騒動が今年ありましたね。
「蝗害(こうがい)」
っていうらしいです。
分布図を見るとおそろしいことになってますね。
アフリカからインド洋を超えて
中東、インド、パキスタンまで。
東、東へと進出してゆくバッタ業界。
そして6月に入ってからのニュースを見ていると中国まですでに来ているそうな。
日本でもニュースになっているこの一件。
主役となるのは
サバクトビバッタなる種類。
[サバクトビバッタ]
体長約5センチ。数千万から億単位の群れをつくり、1平方キロあたり約4000万〜8000万匹まで繁殖するとされる。1日130キロ以上移動し、約4000万匹の群れでも1日に3万5000人分の作物を食べ尽くすという。3カ月ごとに新しい世代になり、メスは6〜11日おきに産卵する。
画像はキモイので載せません。
興味ある人はググればいくらでも出てきます。
サバクトビバッタは自分の体重分の食糧を一日でたべますから、農作物の被害が深刻なようです。
中国でもすでに被害は深刻になっており、
対策しようにも4000億匹もいたんじゃ殺虫剤を散布するのも簡単なことじゃない。
畑や田んぼにそんな毒は撒けないのだ。
拡大したあとは止める術がないってのが現状のようだ。
季節風に乗って飛ぶサバクトビバッタ。
風がうまく吹けば、数千㎞飛ぶことも可能なようで、
1987年から1989年にかけての大発生の時には
10日間をかけてアフリカから大西洋を越えてカリブ海にまで到達している。
中国から2000キロの海を越えて、
日本に飛んでくる可能性も充分にあるのだ。
旧約聖書にもサバクトビバッタによる蝗害は登場する。
「出エジプト記」によると、イスラエル人が、
かつて古代エジプトで奴隷状態にあった時代、神がイスラエル人を救出するために、
エジプトにもたらした十種類の災害「十の災い」をもたらしたという。
その一つが「蝗(バッタ)を放つ」だ。
旧約聖書に書かれていた?
だからどーしたと言われてしまいそうですが、
とにかく農業界では被害は甚大だし、何よりも気持ち悪いw
アフリカの大量発生ほどではないにしろ、最近は南米にもバッタ業界は進んで進出している。
あのフォルム、ビジュアル、もともと群れを成す昆虫は
「機械的な何か」ではないかとよく思うことがある。
行動をプログラミングされた生物とゆーか。
それはまた別の機会に書こう。
兎に角、バッタ業界にはそろそろ落ち着いてほしいところだ。
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