「なんかいるな」


2020年8月4日。

友達と湘南あたりで遊んでいたら流れてきた巨大亀。
世界最大の大きさに成長するオサガメっていうらしいですね。

ていうかカメなんだコレ!?ってくらいデカかったです。



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突如あらわれた巨大生物に心を奪われる一行。

ギャラリーも少しずつ集まってきました。

近くの水族館のスタッフが駆け付け、


「これは何ですか?」

「オサガメですね」


すんなり教えてくれました。

UMA的なアレなのかなって思っていただけに少し残念でしたが、ただ巨大ってだけでも好奇心のメーターは振り切られます。

しかし、なかなか動かない。

見た目もグロいなって思っていたのですが、それもそのはず。

残念ながら流れてきたときにはすでに死んでいました(R.I.P)

海は残酷だなと思うし、水中でこんなカメと遭遇したらマジでビビると思います。

偶然にしろ、僕らと遭遇してくれたお礼にオサガメのプロフィールをまとめました。



【オサガメ】

分類:爬虫類
体長:2メートル
体重:600kg
寿命:45年(推定)

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成人男性(180cm)との比較(画像)



★オサガメは地球上で最も深刻な絶滅の危機にある生物の1つである。

★爬虫類の遺物ともいうべきオサガメは、1億年以上も前から地球上に生息している。

★これまでに発見された中で最大のオサガメは、1988年にウェールズ地方の西海岸に打ち上げられた体長2.6メートル、体重916キロのオスである。
(ナショジオ参照)



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こんなサイズのが浜にいたら、ただの化け物だと思ってまうな。



恐竜の絶滅期をも生き延びたオサガメだが、現在は絶滅の危機に瀕しているとのこと。

マグロ延縄漁が原因だという論文が2000年にネイチャー誌に記載されたようですが、実際の原因は

「移植という名の人間の手による保全方法」

と言われてます。

移植とは、卵の盗掘から卵を守るため、ふ化場に卵をまとめて埋めなおすこと。

WWFはできるだけ多くの卵をふ化場に移植するという保全事業が行われています。

WWFの場合は、ふ化場でのふ化率は25%しかありません。

自然ふ化の方がふ化率は60-70%あり、何のために移植しているのか理解に苦しみます。

また、オサガメに限らず、他のウミガメ類でも、卵を移植している産卵地で、繁殖数が増えた例は世界中どこにもありません。

それにも関わらず、世界で移植が行われているのは、なぜでしょうか。

オサガメに産卵阻害がみられるのに、科学的調査という名目がつくと、それが正当化されるのはなぜでしょうか。


WWF、WHO、どこのジャンルでも、世界的な団体は利権的なアレがすごいんだろう。

結局何を信じていいんだか・・・。

そんな人間社会を尻目に、今日も絶滅危惧種オサガメは海を優雅に泳いでいるんだろう。

今度は生きた状態で会おうな、カメ!


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