■オクロの天然原子炉 ■
アフリカ赤道直下
ガボン共和国
約20億年前に建設され、約50万年もの間稼働していたとされる古代原子炉があることをご存じでしょうか?
20億年前といえば、人類や恐竜はもちろんこと、地球上に生き物なんていない時代です。
原子力の話になると難しいワードが多くなってしまいますが、なるべく簡単にオクロの原子炉を書いていこう。
今日は
「人類のいない時代になんで原子炉があんの?」
って話です。
これが本当に自然界が生み出した偶然の産物なのか、それとも人為的な手が加えられて出来たのか、それを紐解こう。

宇宙の誕生は一旦おいておき、地球や月の誕生は45億年前とされる。
恐竜の時代は約2億3000万年前~約1億6000万年。
約7000万年続いたとされる恐竜たちが絶滅なんて、古代の地球で何があったんだろう。
そして、1億年から7千万年前、地球上に最初の霊長類が現れたとされるけど、それはほぼ猿だろう。
現在のホモ・サピエンスも10万年ほど前にアフリカで誕生して、世界中に広がっていったとされている。
ちなみに人類史として、文字が発明されたのは6000年前とされている。
途中経過が曖昧すぎてこの歴史が正しいかはわからないが、とにかく地球には長い歴史があって、歴史の短い人間にはわからないことが多いってことだけが分かっていることだ。
話をオクロの天然原子炉 に戻そう。
【いつ発見されたのか?】

1972年に現代人によって発見されたこのオクロの原子炉 。
原子炉とは核エネルギーを生み出すためにウラン燃料を核分裂させる装置のこと。
調査したのはフランスの原子力庁。
アフリカ・ガボン共和国のオクロ鉱床から産出されたウラン鉱におけるウラン235の同位体比が極端に低いことが発見され、かつてガボンを植民地支配していたフランスは、「オクロのウランを秘密裏に核兵器に流用したのではないか?」という疑いがかけられたため、この疑念を払拭するべく調査を行いました。
その結果見つかったのがオクロの天然原子炉。
約20億年前に自然現象としてウランの核分裂が起こり、平均100Kw相当の出力反応が約50万年続いたとされる。
理論上では
「自然界で天然原子炉ができることはあり得る」
とされ、これもその一種だというのが表向きフランスの言い分だ。
しかし、それは本当だろうか?
19世紀、人類の発明の中でも原子炉は欠かせない。
原子炉を作るのはとても大変だ。
現代の科学技術があっても、高度かつデリケートな管理が必要だからね。
福島原発だって、津波がきてからずっとコントロール出来てないという恐ろしい事実。
それに、自然にできた原子炉なんてオクロの原子炉しか地球上に未だ確認されていない。
約50万年も安定した核分裂を自然に持続させることは不可能だという声もある。
こうなってくるとオクロの原子炉自体、自然に作られたものとは考えにくい。
考えられるのは1つ。
そう、人為的な手が加えられているってことだ。
ここでみんな大好き、宇宙人説へとつながる(笑)
【オクロの天然原子炉は宇宙人が作った説】

採掘されたウラン鉱石を分析したところ、そのウラン鉱石は未使用であるのにもかかわらず、既にウラン同位体が大幅に減少していた(使用済み核燃料・核廃棄物レベル)というのです。
ウラン同位体が自然にこれほど減少することはないので、科学者は震撼しました。
ウランが自然に核廃棄物レベルまで減少することは、科学的にあり得ません。となると、20億年前に形成されたこの鉱山は古代人工原子炉だったという、とんでもない結論しかないのです。
アフリカ大陸は人類誕生の地とされ、マイナーなものからメジャーなものまでたくさんの古代遺跡やその形跡が見つかっている。
そして、古代核戦争説をご存じだろうか?
世界各地の神話やインド二大叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」にもそれを裏付けるような記述、それにカッパドキアやモヘンジョダロなどの古代遺跡からは古代核戦争の痕跡がみつかっている。
とは言え、これらはせいぜい1万年~数千年前の話だ。
紀元前の話ではあるけど、20億年も昔となると桁が違いすぎて検証が難しい。
宇宙人や地球外生命体が、20億年前に作ったとされる証拠も当然ながらどこにも無い。
ウラン元素研究のノーベル賞科学者グレン・シーボーグ博士いわく、
「核反応炉には自然界に存在しない超純水がないと、ウラン同位体が抽出されることはあり得ない。純度が低い水だと核反応は停止してしまう。核反応は人工的かつ複雑な条件が必要とされるため、自然界で起こる可能性は「ない」と言えるほど極めて低い。」
だそうです。
それでも科学界は常識で測れないトンデモ論を受け入れることが出来ず、自然説が採用され「オクロの天然原子炉」と名づけられました。
もちろんシーボーグ博士が全てただしいのか分からないけど、どの業界でもこういう事ってありますよね。
20億年前、1つだけ興味深い話がある。
それは「地球の酸素急増の謎」だ。
そのころ、生き物といえばすべて微生物で、細菌か古細菌のどちらかだったが、そのほとんどが酸素の出現によって全滅してしまったと考える研究者もいる。
地球の大気には酸素がおよそ20%含まれている。
多くの生命が生きていけるのはそのおかげだ。
しかし、できたばかりの46億年前の地球の大気にはほとんど酸素が含まれておらず、約20億年前に急激に増えたことが地質学的な記録からわかっている。
2021年、その謎にまつわる驚くべき新説が発表された。
ドイツ、マックス・プランク海洋微生物学研究所のジュディス・クラット氏と米ミシガン大学の共同研究者らは、地球の酸素が急増したのは1日の長さが長くなったから、すなわち、地球の自転が遅くなったからである可能性を学術誌「Nature Geosciences」で発表した。
原子力エネルギーと宇宙や地球との直接的な関係は不明だが、こういった話を紐解いていくと、
約20億年、この地球上で大きな変化があったことは確かなようだ。
それがオクロの原子炉とどんな関係があったのかはわからない。
酸素や原子力・・・地球上で生きていくための準備が成され始めたのが20億年前だとしたら、オクロの原子炉はやはり自然発生ではなくて、何者かが手を加えたものなのではないでしょうか。
①人類は何度も絶滅・発生を繰り返している
②地球外生命体(宇宙人)が存在している
③自然にできたもの
みなさんはどちらだと思いますか?
リンク「酸素の大惨事」↓
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