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ギザのピラミッド地下に巨大な円筒構造があると共に、地中深くに複雑な構造物が埋もれていることが判明したというニュースがながれました。

以前の吉村先生チームの調査でも、L字型の浅い構造物やその下に深い構造物があることは指摘されていた。

もしかしたら、普段みている四角錐のピラミッドはほんの表面であって、実はオベリスクのような四角柱の想像を超えた大きさの建造物が突き刺さっているのかもしれない可能性も0じゃない。

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エジプト、カフラー王のピラミッドの地下には広い空間が広がっているとは前々から指摘されてきましたが、大切な建造物なのでそう簡単に調査は進みません。

しかし、2025年3月、ギザのカフラー王のピラミッド直下に、前代未聞の円筒形構造が発見された。人工衛星データをもとにしたトモグラフィー(断層画像)を解析した結果、地中深くに複雑な構造物が埋もれていることが判明しました。

深さ648メートルにおよぶ謎の円筒群

調査チームによると、カフラー王のピラミッドの地下には、5つの同型の構造物がジオメトリックに接続され、それぞれ内部に5層の水平構造と傾斜した屋根を備えていたという。
さらにその下層からは、垂直に並ぶ8つの中空の円筒構造が発見された。
これらは螺旋状の通路に囲まれ、地中648メートルの深さまで伸びている。

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カフラー王のピラミッドの下にある建造物のSARデータから作成された画像

<ギザの大ピラミッド近くで、考古学者たちが古代墓地の地下に隠された「異常」を発見した>

エジプトのギザにある大ピラミッド近郊で、考古学調査団が古代墓地の地下から謎めいた「異常」を発見した。

研究者たちは、地表から4,000フィート以上下まで達する他の構造物があると考えている。スキャンで捉えられた構造物は、音叉の形をしており、北側に沿って伸びている。


地下の異常は「地中レーダー(GPR)」「電気抵抗トモグラフィ(ERT)」と呼ばれる地球物理学技術を使って観測した。こうした方法を利用すれば、地下の構造物を探知して、その後の発掘に役立てることができる。

合同調査は東日本国際大学、東北大学、エジプト国立天文地球物理学研究所(NRIAG)が実施した。

調査の結果、地下に重大な「異常」があることがデータから判明した。調査団によると、浅い構造物と、そこからつながる深い構造物の組み合わせが存在すると思われる。浅い構造物は深さ約2メートルの場所にあり、約10×15メートルのL字型をしていた。これが何らかの形で深い構造物への入り口になっている可能性もある。


「ここは砂で埋められているように見える。つまり建造された後に埋め戻された」と論文筆者は解説する。

深い構造物は約5~10メートルの深さにあり、約10メートル四方の範囲に広がっていた。

今回の論文がまだ査読と検証を受けていないため、主張のいずれも科学界によって確認されている訳ではない。


それでも、前々から言われていた通り、ピラミッドの地下には広い空間や古代都市が広がっているという発見が信憑性ましてくるなら、今後の古代史は大きく変わるのかもしれない。

(参考:THE WATCHERS)